【嚙み合わせとは?】
「咬み合わせの治療」とは「歯並びの治療」とは違い、食べ物を食べる時の歯と歯の機能部分を見ることを言います。
歯は食物を噛み砕くための器官で、通常は上の歯と下の歯のギザギザが上手く噛み合うように出来ています。
【嚙み合わせの重要性】
●お口の健康にとって、「咬み合わせ」というものは非常に大事なものです。
お口の健康だけでなく、咬み合わせが悪いと「肩こり」や「頭痛」にまで影響をあたえることが分かっています。
また、歯の痛みをうったえて来院する患者様の中にも「咬み合わせ」の悪さが原因で歯痛をおこしていらっしゃる方がいます。
それらの原因に考えられるほど「咬み合わせ」は日常に影響を与えるものなのです。
【嚙み合わせの治療】
●ところが噛み合わせが悪いと不必要な負荷がそれぞれの歯にかかり、歯や歯ぐきに負担をかけることになります。
例えば、無理な負荷により、歯と歯ぐきを支える歯根膜が損傷し、その炎症が神経に波及してしまうことがあります。神経への刺激は通常の虫歯と同じ痛みを感じることになるので、これを虫歯と勘違いする患者様は少なくありません。
●噛み合わせは歯の表面を削ることで治療します。
●噛み合わせの治療は大きく分けて、中心位の調整(まっすぐ噛んだ時の調整)と機能時の調整(顎を動かした時の調整)があります。
●実際には0.1m削っただけでも大きな症状の改善が見られることもあります。
これらの治療を複雑にかけ合わせ、患者様の歯の状態に合わせて施します。
●気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。