【知覚過敏(しみる)の治療】
知覚過敏は冷たい物を口にした時に”しみる”という、困った症状です。
エナメル質・象牙質の透過性が高まり、歯の神経を保護する力が弱くなってしまっている状態あるいは神経が過敏になってしまっている状態です。
レーザーを使って神経を守るための蓋を作ることで、しみや痛みを防ぎ神経を保護します。
【歯周病の治療】
歯周病にかかると、歯茎から血や膿(うみ)がでたり、ひどい口臭がしたり、さらに治療せずに放っておくと歯が抜けていってしまいます。
お口の中の細菌が繁殖して歯の周りに付着し、進行することによってと歯茎やあごの骨を溶かしてゆくのです。
しかし、レーザーを膿で腫れあがっている歯肉の組織に当てれば、膿の排出を促進することができます。
さらに、悪くなってしまった組織をレーザーで除くこともできるので症状によっては歯肉にメスを入れなくても改善されることもあります。
また、レーザーの殺菌効果を利用して歯周病菌やその他の細菌を撃退すれば、治療後の痛みを抑えることができます。
このように、歯周病治療にレーザー治療を併用することによって、歯周病治療の効果を高めることができます。
【歯茎の色素沈着の治療】
歯茎の黒ずみの原因はメラニン色素の沈着が原因です。
色素の沈着している部位をレーザーで焼き取り解消します。
焼き取ったあとは数日~1週間ほどできれいになくなり、ピンク色の美しい歯茎に変身!
痛みはほとんどなく、食事も普段と同じように取ることができます。
【口内炎の治療】
口内炎ができた時は、内科のお医者さんに見てもらうケースが多くなっていますが、レーザー治療で素早く治す事ができます。
口内炎はふくれると痛く、ひどい場合は食事も満足にできません。
レーザー治療なら、ほとんどの場合1~2回で手軽に完治します。
【歯茎の腫れ】
不規則な生活などが原因で、歯茎が急に炎症を起こすことがあります。
炎症を抑えるのもレーザー治療の特徴のひとつで、治療後の痛みも少なくなります。
【その他の治療】
1:出血を止める
レーザーを当てると、その熱によって毛細血管がふさがり出血しません。
また、歯を抜いた後にレーザーを当てると、そこのたんぱく質が固まって、いわゆる『かさぶた』ができます。
かさぶたが蓋の役割をし、血が流れ出るのを防ぎます。
2:組織の活性化
歯茎などの組織の細胞の活性化を図り、治癒の促進を促す。
3:歯を硬くする
フッ素との併用でさらに効果を発揮します。
象牙質の有機質を焼き飛ばし、表面を硬い無機質に交換できます。
4:殺菌効果
レーザーの熱エネルギーで殺菌することが可能で、症状の再発や悪化を防ぐことができます。
5:ホワイトニング
歯を白くする時に使用します。